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12/22/2016

「高校は『クソ』でした」

来春から教壇に立つ教え子が、採用された自治体での事前研修として中学と高校の授業の見学から帰ってきて言ったセリフがこれ。

「靜先生がOK出すような授業はいっこもないんですが、それでも中学のほうは、生徒の英語をなんとかしてやろうという気概を感じる先生が何人かいました」

「でも高校のほうは全員、やる気がないように感じちゃうというか、事務作業のようにたんたんと授業を進めてました」

「ここのところ語研の授業を何回か見ていたので、今の英語授業ってあんなものなのかなぁ。。と思ってたのですが、久々にその辺の『普通の』先生の授業を見てみて、ああぁあああ、まったく変わってないわ、と思いました」

「英語なんか全然つかっていませんね。えんえん日本語で解説してました」

「中学の先生は、『生徒を育てたい』という気持ちがあるのに対して、高校の先生は単に『知識を与えたい』という感じなんですね。初めて実感しました」

「帰国子女の先生がいて、もちろん先生自身の英語はうまいのですが、(ご多分に漏れず)そのうまさは生徒にまったく反映されていませんでした」

「教育実習と違って、どの授業でも自由に出入りしていいので、5分見て『あ、こりゃダメだわ』と思ったらさっさと出られたので、とっても楽でした」

感想:

(1)そんな授業をする教員がいる学校を、大事な採用予定者の研修場所に選ぶのか、教育委員会?

(2)そういう鋭い観察眼を持つまでに育ってくれて嬉しいね。